2/16-18

2/16

二日前から咳と鼻水、倦怠感がある。熱はない。今日までに落ち着かないようなら病院に行くつもりだったが、少し症状が軽くなっているので行かなかった。『マッシュル』『ダンジョン飯』のアニメ最新話、『PLUTO』第一話を視聴。仕事部屋の本棚を整理した。CDをすべて段ボールに詰めて、リビングにあった大量のレシピ本を空いたスペースに納める。リビングの棚を整理し、仕事部屋から観葉植物を移動した。その途中で、七味唐辛子の入った小さな陶器を落として割ってしまった。持ち主は彼女のため、報告と謝罪の連絡をする。部屋に散らばった七味唐辛子をハンドクリーナで吸ったあと、お掃除ロボットにリビングを掃除してもらう。欠片を全て拾えば、金継ぎの練習ができたかもしれない。

2/17

ダイニングキッチンと和室が隣り合っていて、もう一部屋が隔離されている2DKの間取りのマンションに住んでいる。これまでは和室を寝室として、隔離された部屋を書斎として使っていたが、中途覚醒から再び寝付くのに苦労していた夜に寝室と書斎を入れ替えた方が生活空間が広々とするのではないかと思いつき、さっそく週末に行動に移した。同じ路線に住んでいる友人に手伝ってもらったおかげで、14時から作業を始めて18時には8割ほど終わらせることができた。寝室は寝室らしくなり、生活空間は生活空間らしくなった。模様替えの途中で、大竹昭子『間取りと妄想』(亜紀書房)を見つけて、さっそく読み始めている。数年前、2か月ほど入院していたときにお世話になっている編集者さんからいただいたものだ。

2/18

昨日の模様替えの後片付けを続けた。収納場所の決まっていないものものを納めながら、雰囲気の変わった空間の配置を妄想する。大竹昭子『間取りと妄想』(亜紀書房)は素晴らしい小説だった。

 

『学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』(産業編集センター)

 ちょっとした気合いを入れないと、美術館や博物館に行けない。企画展や常設展の内容はもちろん、美術館のある街には他にどんなお店や公園があるかを事前に調べ、どのようなルートで動くかを考えてから行く。ふらっと覗いてもよいはずなのに、どうしても構えてしまうところがある。どのように企画が生まれていて、学芸員はどうやって働いているのか、その営みを知ると、もう少し身近なものとして考えられるかもしれない。

 本書は、展覧会がどのように作られているのか、学芸員という仕事はどういうものなのか、美術館をもっと楽しむにはどうすればよいかの三部構成になっている。特に二部までは、企画の立て方や美術館で働く学芸員がどこに意識を向けているかがよくわかる。予算、図録、作品の配置の仕方、他の美術館との作品の貸し借り、運送、広報といった一連の流れを踏まえると、鑑賞する際の感度が高くなるように思う。

 おそらく気合を入れないと美術館に行けないのは、美術館のことを権威づけられた何かとして捉え過ぎているからだろう。どのように作品を見るかももちろん書かれているが、そこに関わる人たちの営みを知ることで、もう少し血の通ったものとして受け取れるようになった。美術館そのものを以前よりも楽しめるかもしれない。

 

『AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?』(DU BOOKS)

 IVYを中心に、日本でメンズファッションがアメリカからどのように輸入され、根付いてきたかーーなぜ日本のメンズファッションが、アメリカよりもアメリカらしさを残すことになったのかーーが書かれている。

 最も興味深かったのは、日本社会でのIVYの受容が時代によってたびたび変化している点だ。東京オリンピックが開催された1964年は、日本の復興を体外的にアピールしたい政府が、銀座にたむろするIVYを好んで身につけていたみゆき族を”悪の温床”として排除しようとしていた。その後、反抗を象徴するファッションとしてジーンズがティーンに流行すると、アメリカを敵視するマルクス主義者らによって、IVYはノンポリ的な存在として敵視されるようになる……といった具合に。

 自分の関心に引き付けて読みすぎたきらいがあるので、たびたび読み返す。刊行してすぐに購入したのに5年以上積んでいて、もったいないことをした(いつのまにかカヴァーがなくなってるし)。

 

牡蠣のクリームスパゲティ

■牡蠣のクリームスパゲッティ(2人前)

 牡蠣ワンパック(小ぶりなものがたくさん入ってた)を日本酒に浸ける(今回は料理酒だったかも)。

 アルミパンにオリーブオイルをさっと入れて、牡蠣を投入、弱めの中火で片面を焼く。軽く焦げ目がついたらひっくり返して、塩をひとつまみ振る。

 両面に焼き目がついたらバターと生クリーム、水を20g投入、弱火にする。

 パスタはバリラの1.6mmを表示時間(7分)より30秒ほど短く茹でる。塩は1%よりちょっと多め。

 茹で終えたパスタをソースにからめてパルメジャーノレッジーノを20g投入、絡めてお皿に盛り付けたら黒胡椒をまぶす。

■反省点

・記憶が曖昧だが、少しだけ塩分が強かった気がする。

・あとはサイコーだった。

・高いパスタを使えばだいたい美味しくなるんじゃないか……と思っていたんだけど、バリラ(も決して安くはないけど)でも美味しいパスタができるとわかった。

■参考にしたレシピ

1つ星イタリアン店の「牡蠣のクリームスパゲッティ」【イタリアンプロ養成講座 vol.64】 https://youtu.be/4FXZKOb-DTo?si=uA-S13x4nHHohIn0

アマトリチャーナ(二回目)

アマトリチャーナ(2人前)

 100gのパンチェッタ、玉ねぎ100gを同じくらいの大きさにカット。駒場にある「ピアッティ」で買ったトマトピューレを100g用意する。ここまでは前回と基本的に同じ

 鍋にパンチェッタを入れて弱火にかける。脂が出たら玉ねぎを入れて、脂がまわるまで炒める。刻んだ鷹の爪を種ごと投入して、トマトピューレを入れる。水分がある程度飛ぶまで煮込む。

 パスタはマッシャレッリのブッカティーニ。表示時間よりも30〜60秒ほど短く茹でる。水に対して1%の塩を投入。

 茹で終わったらお湯を切って鍋に投入しさっと混ぜたら、ペコリーノロマーノ(計らなかったが20g弱だと思う)を入れて再び混ぜる。最後にオリーブオイルをかけて軽く混ぜたら完成。

■反省点

・チーズも分量をはかったほうがよかった(前回も同じミス)

アマトリチャーナではなくて、美味しいナポリタンみたいになってしまった。初めてブッカティーニを使ったので、茹で時間が間違っていたのかもしれないし、トマトピューレが想像していたよりも濃かったのかもしれない。水分を飛ばしすぎた可能性もある。

・食材を買う際にお店の方に「初めてアマトリチャーナを作った時に比べて二回目(記録したもの)は少し物足りなさがあった。お店で買ったパンチェッタではなく自家製のものを使ったのと、トマト缶がなかったのでトマトを使ったのが違い。グレードアップするためには何を変えればいいのか」と相談をしたところ「パワフルなものをぶつけるのがいい。お話を聞いてる限りトマトが弱いから、トマトピューレを使ってみたら違いがわかるかもしれない」とお話になっていた。ナポリタンのようになってしまったのは、パンチェッタのパワフルさが足りなかった可能性もある。

■過去のアマトリチャーナ

https://aeoaia.hatenablog.com/entry/2023/10/14/151720

アマトリチャーナ

アマトリチャーナ(2人前)

 100gのパンチェッタ、玉ねぎ100gを同じくらいの大きさにカット。トマト缶がなかったので半分に切ったフレッシュトマトを100g用意する。

 鍋にパンチェッタを入れて弱火にかける。脂が出たら玉ねぎとトマト、鷹の爪をひとつを投入。トマトが押したら潰れる程度になるまで炒める。

 パスタはsetaroのスパゲティ。表示時間は11-12分だったので、まごつくことを想定して11分茹でた。水に対して1パーセントの塩を投入。

 茹で終わったらお湯を切って鍋に投入。さっと混ぜたらペコリーノロマーノ(計らなかった)を入れて再び混ぜる。最後にオリーブオイルをさっとかけて混ぜたら完成。

■反省点

・チーズも分量をはかったほうがよかった。

・じゃっかんしょっぱかったのはパンチェッタの塩分だと思う。乾燥させる前にもう少しちゃんと塩抜きをしたほうが使い勝手がよくなるかもしれない。

・パスタを茹でる際にきちんと塩をはかっていれるのは大正解。いままでは少なすぎた。茹で汁に塩分が入ると、パスタ自体のうまみが増えた気がする。

・おそらく同時ではなく、先にトマトを入れて、そのあとで玉ねぎをいれたほうがよかった。参考レシピでは、もう少し玉ねぎの辛味を残しているような印象がある。

・トマト缶じゃなくても旨味とコクは十分かも?

■参考レシピ

【パスタ世界チャンピオンが教える】ローマの伝説❗️本気のアマトリチャーナ【5つのポイントで簡単なのに本格的】

https://youtu.be/pn_5nd-CLl0?si=7DSZyd060aH0lTVH 

ボンゴレロッソ(初回)

ボンゴレロッソ(2人前)

 鍋にオリーブオイルと潰したニンニクを2片、バジルの茎を2本分投入、中火にかける。ニンニクの色が変わり始めた頃にアサリを約200g投入し蓋をする。弱火にしてしばらく放置。

 アルミパンにオリーブオイルとスライスしたニンニク、ミニトマト10個を1/2にしたものを投入して火にかける。焦げないようにちまちま変えていたため、火力はいろいろ。押したら潰れるくらいに炒めたかった。

 アサリの口が開いたら鍋から取り出す。バジルの茎は捨てる。鍋にアルミパンのトマトをオリーブオイルごと投入、弱火にかける。

 アフェルトラのスパゲッティを9分茹でる。表示された時間は8-11分。あとでパスタにソースを染み込ませるため、表示時間より短めに茹でるらしい。表示時間に幅があるので、あいだを適当に取った。茹で終えたらお湯を切ってソースに投入、弱火にかけながらしばらくかき混ぜる。水分が足りなくなったら茹で汁を足す。

 置いておいたアサリを投入してかき混ぜたら、続いて細かく刻んだバジルとドライトマトを投入し、やはりかき混ぜる。ちぎったバジルを2、3枚分投入して、お皿に盛る。

◾️反省点など

・おいしかったが、少し塩が強かったかもしれない。

・トマト、アサリ、ドライトマトの量を測ること

・アルミパンにいれるニンニクはスライスより刻むほうがよい? あるいは焦げることを避けるために潰したもののほうが良い?

・アサリは、かき混ぜる際に殻が割れるリスクがあるので、一つの皿につき2、3つ殻のついたものを用意して、残りは果肉のみの方が見た目的にも良いかもしれない。参考にしたレシピはそのようにしていたが、きちんとみてなかった。

・茹で時間はちょうどよかったように思う。気持ち硬めで、小麦の香りが強いほうが合うように感じた。

・次回はリングイネを試してみたい。

・そろそろパスタを茹でる際の塩の量をきちんと計る。塩が強かった原因の可能性1。

ドライトマトは細かく刻んだほうがよい。あるいは入れすぎると邪魔をする。塩が強かった原因の可能性2。

・茹で汁を足しすぎると塩分が強くなるので、お湯を足した方がよいかもしれない。塩が強かった原因の可能性3。

 

参考にしたレシピ

https://youtu.be/CclRq8Odtnk?si=tmoEwtH4dEAnRS1D